回路構成、19インチ 3U仕様
業務用途を意識した設計
入出力にトランス結合、ライン出力600Ω
最終段 T/ATT 調整
このアンプは、「ステレオのすべて」に掲載されたのは1970年代前半でした、別項の「上杉スタイル」の翌年だあったと記憶しております。
後に氏が輸入販売するドイツ製の劇場用スピーカー、シーメンス・オイロダインのために製作されたものであります、
知識の自慢、能書きの自慢、何処にも居ますねえ〜、
伊藤氏、とぼけるのが真にウマイ、
知っていて、知らぬフリをやらすと名人級
味があります
当時(1970年末期)マネをして製作しました
1970年末期、結構ご教授頂ました。
とぼけの技、「雄弁は感心して聞くべし」
遊びの技、「・・・・ !」
真空管アンプに関しては、既に高負帰還の洗礼済み
路線は異なれど、センスの良さ肌があいました。
音の解る御仁でした、それは理論的のみの路線に加えて通常の数値では解決できない・・・?、持って生まれたセンスの良さと貴重な経験から来るものであります。
製作した作品の格調の高さが、そのポテンシャルを物語っております、不細工なアンプを生み出す感覚ならば音も悪い(センスが貧困な場合は音に対する理解度も貧困)と邪推いたします。
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トランスの使い方は氏独自で絶妙、音の良さの秘訣は従来の真空管回路動作シュミレーションでは解明不可能であります、
昇圧トランスとEQ素子の組み合わせは、まさに一石二鳥!、王手飛車取り、それを飛びぬけスマートな処理で解決しております。
尚、基本的には古典アンプであり(氏はウェスターン・エレクトリック派)負帰還による高性能追求にあらず。
2016/11/26
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