負帰還・出力トランス
負帰還を重視した真空式アンプ 出力トランス
真空管式、電力増幅であるパワーアンプにおいて、アンプ部とスピーカーの接続には、インピーダンスが大きく異なるため、出力トランスを介してインピーダンス変換を行い、マッチングを行います。（OTL方式を省く）
この出力トランス、増幅器が負帰還を使用しないか、負帰還を使用しても低帰還であれば大きな問題にはなりません、特性的には色々あっても、単純にインピーダンス変換機と認識しても大きな問題は起こりません。
ところが、増幅器に負帰還を施し、性能を極端に高性能するため、負帰還ループ内に出力トランスを含めますと、ある程度の技術力と音に対する洞察力を必要といたします、
要するにハード的な技術力の他に、諸特性と人間が音に対する関連性の認識力が必要になります。
本サイトの趣旨は、【真空管式高忠実度増幅器】でありますから、負帰還を駆使し、諸特性の優秀なデーターの実現は勿論、音質面に於いても固有の個性を排除し客観的な結果を尊重いたします、したがって出力トランスに於いても負帰還の使用を前提としております。
